顔の表情をつくる表情筋にダイレクトにアプローチすることで筋肉の血液循環が促され活性化されます。
自覚としては顔が引き締まった！、顔色が明るくなった！、化粧ノリが良くなった！、と感じられることが多いです。
お顔は非常にデリケートな場所で内出血しやすいため、鍼の場合は髪の毛よりも細いものを使用します。多数穴の浅刺しで、置鍼します。施灸もお顔専用のソフトな温度のものを使用しますので火傷の心配はありません。
また、美容は表面のみならず内側からの調整で効果がより高くなりますので、顔面のみではなく鍼灸での全身調整は必ず行います。
時々「美容鍼だけでいいんです」というお問合せがあります。お気持ち、わからなくありません。
身体は悪くないの、治療を受けるのは面倒くさいの、と思われる方もいらっしゃることと思います。
ですが、当たり前のようになってる肩凝り、便秘・下痢、胃弱、肌トラブル、眼精疲労、倦怠感などありませんか？もしかしたらた当たり前のように慢性化して意識してないだけのこともあります。大元の身体の状態が健やかでないと、せっかくお顔に鍼をしても表面の筋肉は動かせてもその効果は最大限には活かされません。勿体ないです！
弘子はりきゅう治療室では、長野式鍼灸治療で身体を不調にする阻害要因を取り除き、土台を更地にしてお顔に鍼をします。その際、コンパクトな本数でやります。少数精鋭で十分にご満足頂けるはずです。
美容鍼の写真で、ほうれいせんや顎に孔雀が羽を広げたようにたくさんの鍼を刺す方法もありますが、沢山刺せば内出血のリスクも増えるものです。
珍しいし、ちょっとビックリしてしまう方も多いと思います。
私自身が体験したときにまず驚いたのは、目の疲れがとれたこと。目が大きくなって目力が出たことです。
血流が良くなったためです。瞼が引きあがるので、「目が大きくなった」「二重だった目元が戻った」と感じるのです。実際にそういったお声を聴きます。
お顔も身体ですから、温めると気持ち良いし、冷やさないほうが良いのです。寒冷暴露で顔面麻痺につながることもあります。予防としても取り入れるのもお薦めです。
弘子はりきゅう治療室の美容鍼灸はオプションです。
では、鍼灸両方？鍼だけ？灸だけ？どういうう風に選んだら良いのでしょう。
もちろん鍼灸両方の方が相乗効果もありますし、施術効果は長持ちします。定期的にご来室されてる方、鍼灸に慣れてる方は鍼灸両方を好まれます。
でも、両方いっぺんにすると特に鍼灸治療が初めてという方には刺激が多すぎて身体がビックリして好転反応が出てしまうかも知れませんし、鍼と灸それぞれの効果が分かりにくいので、1回ずつ単独オプションにして貰っています。
特に目の疲れが酷く肩凝りや頭痛の多い方は最初にお灸のみ、２回目に鍼のみ。あとは個人の希望です。
お灸は温かいし気持ちよいので癒される度が高く、鍼はきゅーっと締まる感じがします。